優秀なwebエンジニアは保守性にこだわる
フリー転身を果たしたwebエンジニアに大事な心構えの一つに、「保守性を重要視する」というものがある。完全に使い捨てるwebサービスでもない限りは、一度作ったwebページはその後更新やメンテナンスを繰り返しながら長く使っていくことになる。時には十年以上そのページを使っていくこもあるわけだ。しかもその間、更新やメンテナンスをする人間が一人だけだとは限らない。複数人で作業をすることもあるし、途中で人員が追加されることもある。したがって、誰が見ても一発で内容が理解でき、さらに手を加えやすいようにページが作られていないと、後々クライアント側に苦労をさせてしまうことになるのだ。コードの統一性を重要視し、例外を作らないことが求められる。共通化できる部分は共通化して、可能な限りコードをシンプルに短くしておくことも大事だ。
さらに、必要なところにはコメントを書き込んでおくことも必要である。工夫をして、クライアントがありがたいと思えるような成果物を納入しなければならない。フリー転身をした直後なら、給料安いこともあって、なかなか丁寧な仕事はできないかもしれない。しかし、一つ一つの仕事を丁寧に行い、保守性を大事にし続けていれば、クライアント側からも評価が高くなることは確実だ。そうしたサービス精神が、次の仕事に繋がっていくことも多い。使う人のことを考えて仕事ができるwebエンジニアなら、成功をする確率も高い。